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セピア通りの詩

社会からはぐれてしまった孤独が好きな寂しがり屋の日記。日々生きる意味を探しています。

12月の雨は悲しすぎて

Posted by 飛呂人 on   0

日毎強まる

腐った焦燥感

カレンダーは

もう最後の一枚


引き出しの中

未開封の年賀状

今年も買う年賀状

性懲りもなく


凍えそうな夜に

好みの鍋つつき

語り明かした

仲間たちは何処へ


望みを託し

新調したスーツ

押入れに眠る

袖を通さぬまま



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雨の日、白い天使に出会う

Posted by 飛呂人 on   0

公園の茂みで

冷たい雨に打たれ

体震わせながら

泣いてた子猫


おぼつかない足取り

そして僕の膝の上

バニラと名付けて

共に過ごした3日間


ぬくもり残したまま

静かに毛布の中

わずかな命の火灯して

旅立った白い天使



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やさぐれはぐれ鳥、都会に死す

Posted by 飛呂人 on   0

移りゆく

季節の狭間で

うずくまったままの

やさぐれはぐれ鳥

翼は

力尽き

友は

飛び立って行った

冷たい都会の風

身も心も凍えるほど


いったいオイラ

何してんだろ

冬はもうそこまで

きてるっていうのに

金は

底を突き

体は

言うことを聞かない

冷たい雨の中

落とした悲しみの滴



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雨の中から見た虹

Posted by 飛呂人 on   0

ひょんな場所で

近所の人と

ばったり会った

あいさつぐらいはと

声を絞り出すも

言葉が出てこない

そう言えば長いこと

喋ってなかったな

自分の声に驚く


気まぐれな夏の空

囃し立てるように蝉の声

救急車のサイレンの音が

心のふちに突き刺さる


突然降り出した雨は

一瞬のうちに

褪せた町

飲み込んでいく


雨に擬態した僕の

目に飛び込んできたのは

ピュアシルバーの

美しい町と

雨向こうにかかる

パステルカラーの虹


初めてこの町を

好きと思えたこの瞬間

いつまでも大切に

胸の中 しまっておこう


雨上がりの町

ビルも

信号も

街路樹も

人間も

ピカピカに光ってた

ゆく夏を惜しむかのように

蝉がまた騒ぎ出した



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雨の日、僕は

Posted by 飛呂人 on   0

帽子を目深にかぶった

マスク男

人目を気にしながら

おどおどとして

まるで指名手配犯みたいだな

今日は生憎の雨

僕にとっては恵みの雨

こんな日は

胸を張って歩こう

降りしきる雨の中

自分を晒そう

雨の日の

傘の中の僕は

ずっと虹を探している



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